02 / LOCAL PROMOTION

いいオフィス井土ヶ谷 by D-Workbase

立地はいい。では、
近くの人に知られているだろうか。

井土ヶ谷駅から徒歩1分。モニター付き個室、会議室、フリースペースがあるワークスペースです。

その場所を、近くで暮らす人や、仕事・勉強の場所を探す人に知ってもらう。知った人が調べ、利用を考えられるところまでつなぐ。t-styleは、認知不足という仮説から、小さく試す店舗集客支援を始めました。

2026年9月の取り組み|広告用動画制作・広告運用・商圏設計・ポスティング・内覧会告知

いいオフィス井土ヶ谷 by D-Workbaseのフリースペース
いいオフィス井土ヶ谷 by D-Workbaseのフリースペース。

案件概要

CHALLENGE / 課題
駅徒歩1分という立地が、十分な利用につながっていない。まず、施設の存在が近隣に知られていないのではないかと考えました。
WHO WE WANTED TO REACH / 届けたい人
近隣で暮らす人、テレワーカー、学生。資格勉強や趣味のために、自分の時間を過ごす場所を探す人。
REASON TO VISIT / 利用する理由
駅から近く、仕事や勉強など、目的に応じて個室・会議室・フリースペースを選べること。
ACTION / 実施
Instagram、Google検索広告、Googleビジネスプロフィール、ポスティングを、知ってから利用を考えるまでの接点として組み合わせました。
RESULT / 確認した結果
Instagram広告10秒版のリーチ61,013、検索広告84クリック、チラシ配布7,010部。広告や配布の指標と、実際の利用は分けて捉えています。
NEXT / 次に考えること
数字に加え、知ったきっかけや利用する理由を現場で確かめ、次の訴求と運用に反映していくこと。

HYPOTHESIS

課題|まず疑ったのは、認知でした。

駅から近い。仕事や勉強に使える場所もある。それでも、十分な利用につながっていない。

施設や立地の条件を見たうえで、t-styleが出発点にしたのは、「近隣の人に、まだ存在が知られていないのではないか」という仮説でした。

需要がないと決める前に、まず知ってもらう。知った人が、どんなことに反応するのかを確かめる。今回は、そのための接点をつくるところから始めました。

モニターを備えた1名用個室
モニターを備えた1名用個室。
テーブルとモニターを備えた会議室
テーブルとモニターを備えた会議室。

APPROACH

考え方|知ってから利用するまでを、一つの流れに。

いきなり大きく広げるのではなく、小さく試して、反応を見る。必要なら、配信する場所や伝える内容を変える。その余地を持って始めました。

Instagramで施設の存在を知る。気になって、名前や使い道を検索する。施設情報で、場所やサービスを確かめる。そして、自分にも使えそうかを考える。

チラシも、その流れの入口です。日々の生活の中で施設を知り、手元で内容を読み、必要なときに調べてもらう。

一つの媒体だけで利用までを完結させるのではなく、接点ごとの役割をつなぎました。

  1. 01知ってもらう
  2. 02気になった人が調べる
  3. 03場所やサービスを確認する
  4. 04利用を考える

Instagram・ポスティング → Google検索広告 → Googleビジネスプロフィール・施設ページ → 来店・利用

※この図は今回の導線設計を示すものです。全利用者がこの順番で行動したことを示すものではありません。

ACTION

実施|それぞれの接点に、役割を持たせる。

Instagramリール広告|まだ探していない人に、存在を知らせる。

施設を知らなければ、検索するきっかけもありません。そこで、実際の施設を見せるリール動画を制作し、Instagram広告で配信しました。

駅徒歩1分という立地や、個室・フリースペースの様子から、「近くに、こんな場所がある」と気づいてもらうことを目指しました。施設の説明をすべて伝えるより、まず存在を知ってもらうための接点です。

Google検索広告|気になった人を、検索で受け止める。

Instagramやチラシで知った人が、あとから施設を調べる。そのときに、施設ページへつながる入口を用意するため、Google検索広告を運用しました。

もともと仕事や勉強の場所を探している人にも、見つけてもらう。「コワーキング」だけでなく、勉強・自習・仕事といった利用目的に近い言葉も含めて考えました。

役割は、クリックを増やすことだけではありません。調べようとした人に、次の判断に必要な情報へ進んでもらうことです。

Googleビジネスプロフィール|場所を知り、利用を考えるために。

検索の先では、「どこにあるのか」「どんな場所なのか」を確かめられることが必要です。Googleビジネスプロフィールを、施設ページとともに、場所や施設情報を確認する接点として組み込みました。

存在を知らせる広告と、実際に行くための確認をつなぐ。その役割を持たせています。

ポスティング|生活圏の中にも、知るきっかけを置く。

デジタル広告だけでは、近隣のすべての人に届くわけではありません。駅周辺の住宅地にも接点を置くため、ポスティングを組み合わせました。

配布エリアは、実際に歩いて利用する可能性を考えて設定。井土ヶ谷駅の北側・北西側を重視し、蒔田駅方面は抑える設計です。

チラシには、施設の存在に加え、プランや価格帯を手元で読み、比較する役割も持たせました。広く配るだけでなく、使う可能性のある人に何を伝えるかを考えています。

井土ヶ谷駅周辺のポスティング配布エリア計画図
配布エリア設計。最新実施報告書の計画図に基づく。
ポスティングチラシ表面
配布チラシ・表面。実施報告書掲載の制作物。
ポスティングチラシ裏面
配布チラシ・裏面。実施報告書掲載の制作物。

ADJUSTMENT

改善|出してから、伝え方を変える。

最初は、施設の雰囲気や利用イメージを伝える30秒版から配信を始めました。その後、まず存在に気づいてもらうために、10秒版を追加しました。

30秒版広告動画の実画面
30秒版:施設の雰囲気や利用イメージを伝える。
10秒版広告動画の実画面
10秒版:駅徒歩1分にワークスペースがあることを、手短に知らせる。

尺を短くしただけではありません。広告の中で、何を先に伝えるかを見直した変更です。

9月29日からは、内覧会の告知へ切り替えました。施設の存在を知らせる段階から、実際に見てもらう機会を案内する段階へ。目的に合わせて、伝える内容も変えています。

商圏や検索キーワード、広告文も、配信後の数字を見ながら見直しました。一度決めたものを守ることより、出してみて、次の判断をすることを大切にしています。

実験できない広告は、改善することもできない。

今回の取り組みも、その考え方で進めました。

RESULT

結果|数字から分かったこと。まだ分からないこと。

広告で確認できた反応

Google検索広告では、1,254回の表示に対して84回のクリックがありました。施設や利用する場所を検索した人から、広告への反応があったことを確認できます。

Google検索広告実績
集計期間2026年9月10〜30日
表示回数1,254回
クリック数84回
クリック率(CTR)6.70%
平均クリック単価(CPC)134.5円
媒体費11,298円

Instagramの動画視聴指標も、30秒版と10秒版を分けて確認しました。

Instagramリール広告30秒版10秒版
リーチ36,47061,013
ThruPlay238回532回
ThruPlay単価43.60円38.76円

集計期間:2026年9月10〜28日(認知フェーズ)。リーチは広告が届いた人数を示す指標ですが、両動画に接触した人が含まれるため合算しません。ThruPlayは動画視聴の指標で、利用者数ではありません。

配信期間・媒体費・動画尺が異なるため、この表だけで「10秒版の方が優れている」とは判断できません。次の動画を考えるための手がかりとして見ています。

生活圏へ届けたチラシ

最新実施報告書の配布実績には、7,010部・9エリアが記録されています。オンラインの外にも、施設を知る接点を置きました。

これはチラシの配布部数です。接触した人数や、利用につながった人数を示すものではありません。

クリックの先は、現場で確かめる。

広告の数字が動いたことと、施設が選ばれたことは、同じではありません。

Google広告上のコンバージョンは0件ですが、今回の資料には、サイト側の利用・申込までを十分に追跡できていないという注記があります。そのため、検索広告を経由した利用がなかったとも、検索広告によって利用が増えたとも、この数字だけでは判断できません。

どこで知ったのか。何のために使うのか。何が決め手だったのか。広告の先で起きたことを現場の反応と照らし合わせることが、次の判断になります。

数値出典:2026年9月の広告実績資料・プロモーション実施報告書。

NEXT

この仕事から|分かったことから、また考える。

広告を出したからといって、その人がなぜ施設を選んだのかを、すべて説明できるわけではありません。駅から近かったのか。個室が必要だったのか。その日に、仕事や勉強をする場所を探していたのか。理由は一つとは限りません。

それでも、できることはあります。

仮説を立てる。小さく試す。数字を見る。現場を見る。違えば直して、また考える。

今回、動画の尺と伝える内容を変え、検索で受け止める入口を用意し、生活圏にも接点を置きました。ここで答えを出し切るのではなく、次に何を確かめるかを考えるための取り組みです。

そこへ行くには、理由がある。

その理由を、広告の側だけで決めない。施設を利用する人の側から、考え続ける。t-styleの店舗集客支援は、知ってもらうことから、その先の行動までをつなげて考える仕事です。

CONTACT

店舗集客のご相談

いまの状況と、行く理由から一緒に整理します。

必要な手段が決まっていなくても構いません。誰に知ってほしいのか、知った人が次にどこへ進むのか。現場の状況から、一緒に考えます。