良い広告をつくれば売れると信じていた
若い頃は、「良い広告をつくれば売れる」と信じていました。
目を引くデザイン。印象に残るキャッチコピー。多くの人に届けるための広告費。
もちろん、それらは大切です。
しかし、30年以上現場に立ち続けてきて、今ははっきりと言えることがあります。
広告は、売るための「きっかけ」の一つに過ぎない
広告だけで商品やサービスが売れ続けることは、ほとんどありません。
お客様は、広告を見てすぐには買わない。
例えば、飲食店を探すとき。広告を見て興味を持ったとしても、多くの人はすぐには予約しません。
- Googleマップで場所を調べる
- 口コミを見る
- 写真を見る
- 価格を見る
- ホームページを見る
- 他のお店とも比較する
広告よりも大切なのは、「選ばれる理由」をつくること
そして、「ここなら行ってみよう」と思ったとき、初めて予約という行動になります。広告は、その最初のきっかけをつくるだけです。
広告費を増やしても、思うような成果が出ないケースがあります。その理由は、お客様が「行きたい」「頼みたい」と思える理由が十分に伝わっていないからです。
広告で人を集めることはできます。しかし、ホームページが分かりにくい。Googleマップの情報が少ない。口コミが少ない。写真に魅力がない。こうした状態では、お客様は別のお店や会社を選んでしまいます。
広告だけでは解決できない問題があるのです。
私が考える「来店設計」
私は、この一連の流れを「来店設計」と呼んでいます。
広告だけを見るのではありません。Googleマップ。ホームページ。SNS。口コミ。店頭での販促。必要であればチラシやイベントも活用します。
それぞれをバラバラに考えるのではなく、一つの流れとして設計することが大切だと考えています。
- 見つける
- 興味を持つ
- 比較する
- 安心する
- 来店・問い合わせをする
私が広告代理店ではなく、伴走者でありたい理由
この流れのどこか一つでも欠けると、機会を失ってしまいます。
私は、大きな広告代理店ではありません。むしろ、一人だからこそできる仕事があります。
企画だけでは終わらない。制作だけでも終わらない。広告を出したら終わりでもありません。
実施した後の結果を確認し、改善を重ねながら、お客様と一緒に成果を目指していく。
それが、私の仕事です。
